院長のコラム

日本人に多い胃ガンの話

胃がんはとにかく早期に、小さなガンを、カメラで治せる時期に見つける事が大切なのです。
そのために年に1度は胃内視鏡検査を受けることをおすすめします。レントゲン検査による胃がん健診で安心してはいけません。
 
胃がん写真A
胃のまん中付近に発見された少し進んだ胃がんです。中心部に潰瘍が見られます。
胃がん写真Bの1
胃のまん中あたりに凸凹した隆起があって少し出血しています。
胃がん写真Bの2
色素をかけると凸凹や境界がはっきりとして来ます。これも胃がんです。

増えている大腸ガンの話

大腸ガン、直腸ガンが増えています。
大腸ポリープのガン化率は高いので、年に1度、以後は2年に1度ぐらいの大腸内視鏡検査を受けておくと安心です。
 
大腸がん写真A
良性大腸ポリープですが、放っておけば何年か後には癌になってしまうと予想されます。
大腸がん写真B
大腸に発見された地図状にわずかに隆起した病変ですが、拡がりは大きくても早い時間の大腸がんです。
大腸がん写真Cの1
比較的早い時期に発見された大腸がんです。
大腸がん写真Cの2
色素をかけると中心部潰瘍と境界がはっきりとします。
大腸がん写真D
大腸と小腸の連結部にみられたがんで、もう既に内腔が狭くなっています。いづれ腸閉塞になります。

増えている大腸ガンの話

排便時に出血したり、おしりに痛みがある時には、1人で悩んでいないでお気軽にご相談ください。
 
排便時に出血する
肛門からの出血には、痔から鮮血がしたたるようにでたり、わずかに紙に付着する程度のこともあります。あづき色の血液が便に付着しているような場合には、直腸ガンなどのことがありますので、注意が必要です。
肛門に痛みがある
おしりの痛みの原因として、裂肛(切れ痔)、血栓性外痔核(血液の塊ができたもの)、肛門周囲膿瘍(切開して膿を出す必要があります)などがあります。
肛門が脱出する
脱肛と言いますが、血栓を伴った外痔核と、肛門全周の内痔核が合併している場合もあり、まず炎症を軽減する外来治療が必要となります。
日常から予防する
日頃の排便が順調であるようにし、局所の清潔を保つことが大切で、ウォッシュレットやシャワーが有効です。長時間立っていたり、座っていたりする場合、肛門のうっ血を少なくするように、意識的に肛門を締めるような運動をしましょう。
 
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